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日系社会特集

● サンパウロ・大阪姉妹都市30周年記念
 桜の苗木100本を植樹
  イピラプエラ公園友好の花永遠に

 サンパウロに新しい桜の名所が誕生。サンパウロ市イビラプエラ公園で14日、サンパウロ大阪姉妹都市委員会(高木ラウル委員長)による桜の植樹が行われた。サンパウロ市と大阪市の姉妹都市提携30周年をきっかけとして始まったこの日の植樹式は、好天にも恵まれ、早朝から中野良子オイスカ総裁、池田敏雄サンパウロ首席領事、アルビ・イルゴ・レッキ南東軍司令官ほか市の行政関係者、日系団体の代表者ら関係者を含む200人近い参加者が集まり、用意された100本の桜の木を順番に植えていった。

 前日の雨がうそのように晴れ上がった同日、午前8時半植樹式は始まった。高木ラウル姉妹都市委員会委員長のあいさつに続いて同公園内本館近くの植樹予定地に移動。中の総裁、続いてリカルド大竹サンパウロ市環境局長、ヘヅキ司令官、池田首席領事、岩崎秀雄文協会長、和井武一援協会長、川路賢一郎JICAサンパウロ事務所長、大城幸夫連邦警察庁本部長ら関係者が一本ずつ桜の苗木を植えた後、それぞれの参加者が一人一人自分の名札のついた苗を植えていった。中野総裁も「1993年にオイスカ・ド・ブラジルができたときのことは忘れられません。日本のシンボルであるこうした場に出席できてうれしい」と感想を語った。またジャカレイ市にあるコチア農業学校の生徒も応援に駆け付け、100本の桜の植樹は無事に終了した。そのあとは会場を日本館に移しパーティーが行われ、散会した。
 また当日は聖市内の松柏大志万学園(川村真由実理事長)から授業の一環として、全校生徒230人の内4年生から8年生の生徒51人も参加し、子供たちの笑い声で会場は一段とにぎわっていた。同校がオイスカ関係事業に参加したのは今回が初めてできっかけは2年に一度同校で行う日本旅行で2年前に鳥取砂丘の砂漠研究所を訪れた際進みゆく地球の砂漠化の現状を目のあたりにしたことだという。帰国後、子供たちとの間から「自分たちで一本でも多くの木を植える手伝いをしたい」という声が上がり、一年ほど前にオイスカと出会ったことで今回の参加となった。
 植えられた桜が花を咲かせるのは5年後だという。その頃には日本館の周辺は桜の花を楽しむ人でにぎわっている事だろう。

(ニッケイ新聞)


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