SOCIEDADE Banner
BRAZIL 日系社会
+

<<< TOPページ特集他のニュース >>>
128(2002年04月12日)

地域社会:リベルダーデ広場を再開発−目的は観光地化

 サンパウロ市東洋人街の中心広場「リベルダーデ広場」はリベルダーデ再活性化計画「プロジェクト・ビバ・リベルダーデ」の一環で、今年度後半に景観整備事業が実施される。ACALやCONSEG、地下鉄公社、JICA、セー区管理局などによって作成された事業案が先週、セントロ管区の商業連盟や日伯団体、オイスカ・ブラジルなどに紹介された。活性化計画の目的は「東洋人街」を日本人、中国人、韓国人移民の歴史や文化を備えた特色ある地区として観光地化すること。現在、多数の有志が広場の設計に取り組んでいる。
 事業計画の予算は30万レアル。ウイリアム・ウー市会議員が市に予算案を提出し、既に承認を得た。計画は現在、広場周辺の建物の改築や歩道の補修などから実行され、以前から進行している大阪橋の工事は今週中に終了する。リベルダーデ広場の工事は7月頃に始まり、約4カ月で完成する予定だ。
 今回の事業案でリベルダーデ広場を設計しているのは建築家マルコ・アウレリオ・ガルシアさんとグスターボ・パルテザニさん。グスターボさんは、「広場をより快適で自由な空間にすると同時に、リベルダーデの特徴を引き立てる要素を取り入れたい」と述べた。
 最初の具体的な計画は、地下鉄の駅付近に60平方メートルのキャビネットを設置することだ。警察や市役所などが拠点を置く。キャビネットを出発点に公共機関の建物を現代化していく構えだ。
 広場の地面は四種類のタイルで統一する。白、黒、灰色とリベルダーデを象徴する〃サムライ〃模様のタイルを敷き詰める。広場から始まるガルボン・ブエノ街に続く道路は赤いコンクリートで舗装する。広場を構成する建物や道路が一体化した設計になっている。
ラジオ体操の塔や保護施設、ごみ箱、ベンチなどの配置、庭や街頭の改善、壁、植林などについても今後再考する。
 同プロジェクトは昨年10月、市役所や社会経済開発銀行(BNDES)、セー区管理局、ブラジル零細・小企業支援サービス(SEBRAE−SP)、ブラジル日本商工会議所、リベルダーデ文援協などが中心になって発足した。

(4月11日(木)ニッケイ新聞)


<<< TOPページ特集他のニュース >>>

(C) 2001 - eBRAZIL. All Rights Reserved.