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BRAZIL 日系社会
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112(2001年12月07日)

魅力ある商議所へー新会頭三菱商事の工藤社長

 ブラジル日本商工会議所は3日臨時理事会を開き、ブラジル三菱商事の工藤章(あきら)社長(54)を新会頭に選出した。工藤会頭は新年1月1日付で着任し、貞方賢彦前会頭は名誉会頭になる。
 貞方会頭は「一身上の都合」と退任理由を述べ、ヤクルト本社の非常勤取締役になり年に6回帰国しなければならないこと、健康上の理由、61歳で年齢上の理由を挙げた。2000年5月1日付で会頭に就任、1年7ヶ月会頭を務めた。
 伊東宏事務局長とニッケイ新聞本社を訪れた工藤会頭は、「ベテランの貞方さんと違い、ブラジル在住4年の身には荷が重い。貞方さんの掲げたスローガン《明るい開かれた商議所》に加えて、《魅力ある商議所》をモットーとして頑張りたい」と意欲を見せた。商議所の会員数はこのところ減少傾向にあり、商議所に魅力を持たせて会員増加を図りたい考えだ。そのために役に立つ講演会などを企画、「会員になって良かった」といわれるような商議所づくりを目指す。日本進出企業だけでなく、日系人、非日系人が経営している企業会員を増やしビジネスにつながる会にする。
 会員が減った原因は、進出してくる企業が減っていること、企業再編成の流れの中で企業合併が進み結果として会員数が減ったことなどが考えられる。その中で自動車部品の会社が新規に進出してきている。部品会社は地方に設立されているため、商議所会員にならない企業が多い。岩崎透起業家部会長が、ブラジルの日系、非日系企業を積極的に会員に獲得しており注目される。
 2002年度の商議所役員は次の通り
 [名誉会頭・顧問]名誉会頭=貞方賢彦、顧問=後藤隆、顧問弁護士=佐伯ジョージ。
 [常任理事会]会頭=工藤章(三菱商事)、副会頭=近藤広一(ホンダ)、田中信(リベルコン)、鍵冨信三(味の素)、岡田正躬(富士フィルム)、専任理事=名取力(東洋紡)、岩崎透(モンテデスチ電工)、村岡真理(三井住友銀行)、石川清治(YKK)、財務理事=宮地正人(東京三菱銀行)、能澤信一(丸紅)、大前孝雄(三井物産)、金岡正洋(伊藤忠)。
 [幹事会]議長=山田唯資(アイコン)、中村敏幸(アルツール・アンダーセン)、鈴木孝憲(デロイッテ・トウシェ・トーマツ)
 [事務局]事務局長=伊東宏
 【工藤章】1947年3月10日、神奈川県で生まれる。慶応義塾大学理工学部卒。69年、三菱商事東京本社の重機部。チリ、ベネズエラ勤務し、98年リオ支店長を経て2000年からブラジル三菱商事社長。

(12月7日(金)ニッケイ新聞)


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