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102(2001年10月26日) 戻る 次

第42海外日系人大会開かれる

 10月24日、アメリカの107人を筆頭にフィリピン41人、ブラジル34人、ペルーの21とつづき、20か国325人が参加のもとに、東京都千代田区平河町シェーンバッハ砂防(砂防会館)で、第42回海外日系人が開かれた。同式典には常陸宮同妃殿下をお迎えし、各国代表から花が贈られた。
 式典終了後、海外日系人大会全体会議にはいった。同協会の坂本重太郎理事長より事業報告があった。理事長は、少子高齢化を迎える日本は、毎年約61万人の外国人労働者を求めなければならない時代、海外日系人との絆がいっそう強く求められると語った。
 外務省領事移住部小野正昭部長、国際協力事業団川上隆朗総裁の挨拶につづき、本年4月28日、除幕式が行われた神戸港移民乗船記念碑実行委員会代表として神戸市国際部楠本利夫部長から建立の経過、今後の神戸市の移住に関する活動などについて報告が行われた。
 そした同会議は日本政府および各関係機関へのつぎの要望書を採択した。
@ 日系社会の次世代を担う青少年、リーダ育成のための支援。
A 在外選挙手続きの簡素化と選挙区選挙の実現。
B 日系人一世高齢者の福祉、とくに日本の年金制度による年金支給の実現。
C 海外日系人への日本語教育の強化と充実。
D 日系就労者に対する暖かい配慮、環境の整備。
E 在外日本人に二重国籍を認める前向きの検討。
F 在外被爆者に対する被爆援護法の適用を重ねて強く要望
G 韓国、フィリピン、インドネシアなどアジアの国々に先の戦争による残留日系人、およびその子孫への配慮と迅速な対応。フィリピン女性と日本人男性の間の生れた子どもたちへの暖かい手を。
H 旧神戸移住センターを保存し活用。
I 海外日系人大会および財団法人日系人協会へのいっそうの支援。  
    最後に海外日系新聞協会賞の授賞式が行われた。
 現在、世界には海外日系新聞協会所属の20社を含め海外日系メディアが約80社ある。この賞は、このメディアを評価し、励ますために設けられた。
 本年度の受賞社は、キャンペーン企画部門では、サンパウロ新聞・ニッケイ新聞両社の共同企画「二十世紀の残像、戦後移住者船出の瞬間」が受賞した。
 優秀部門には、マニラ新聞の大統領弾劾裁判についての一連の詳細な報道が選ばれた。
奨励賞は、北米毎日新聞社のサンフランシスコ講和条約五十周年記念特集に与えられた。

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