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098(2001年10月18日) 戻る 次

北海道高校生10人派遣−ブラジルとの新たな交流期待

 北海道産業教育振興会=武井正直会長(北海道庁の外郭団体)は2002年1月7日から26日まで、道内の高校生10人をブラジルに派遣すると発表。約3週間、企業を視察するなどして見聞を広めるのが主な目的。道庁は今年初め、財政難などを理由に農業高校生の研修制度を打ち切ったばかり。今回発表された「北海道専門高校生海外実習」はこれに替わる事業となり、主催団体、名称、研修内容などを一新し、ブラジルと北海道の新たな交流の一環として期待がかかっている。
 廃止された制度と違うところはこの新しい実習制度が農業だけでなく、商業、看護、土木など幅広い分野を網羅するところ。「食文化と現状」、「ブラジルの都市開発」、「出稼ぎの実態と問題」など各自がそれぞれテーマを持ち、それに沿った実習を積むことになる。
 ホームステーで日系人の家庭生活を体験しながらサンパウロ州、ポンペイア市の西村農工学校に体験入学するほか、さまざまな企業見学を予定している。このほか、イグアスの滝、イタイプ発電所、リオデジャネイロなどへの観光も盛り込まれている。
 新しい実習制度は、「北海道日伯協会」がブラジルとの関係が希薄になることを懸念して道庁へはたらきかけたため、実現した。同協会には今年5月、農業実習生のOBを中心に青年部が発足。青年部は8月にひぐま会(北海道協会青年部)の10周年記念式典に出席するなどして交流事業の継続をアピールしている。

(10月16日 ニッケイ新聞)


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