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カズ選手ブラジル訪問−サッカー話に花咲かす
永住権更新のため5月21日に来伯したサッカー選手の三浦泰年さん(アビスパ福岡)と三浦和良さん(ヴィッセル神戸)の三浦兄弟が22日、ニッケイ新聞サンパウロ本社を訪れた。日本にとんぼ帰りという強行スケジュールの中、取材に応じたカズ選手は、W杯開催を2年後に控えた日本のサッカー事情や不振の続くブラジル代表について自らの思いを語った。
カズ選手は、トルシエ日本代表監督について、「彼は(2002年のW杯に向けて)確実に歩んでいると思う」と語る。また「彼はこの2年間で代表チームを成長させてきた。結果を出しているし、若い選手やサポーターの信頼を得ている」と評価した。その一方で、「指導者の意見を尊重することは大切だが、それが過ぎる余りに、言うことを聞く選手ばかりを取りたがる傾向にある」と指摘、「ブラジルのサッカーが懐かしい」とも語った。
ブラジル代表は現在、30日から開催されるコンフェデレーション杯に参加するため訪日している。FIFA世界ランキング1位の座をフランスに明渡し、不振の続くセレソンについてカズ選手は、「実力はあるが、今はまだまとまりがない」と分析する。ただ「一時的なものだと思うが、これほど苦戦するとは思ってなかった」と予想外の不調に驚いている様子だ。
日本代表チームについてカズ選手は、「日本のレベルも今や世界の水準まで上がってきたが、だからといってそれに満足してはいけない。勝利と敗北は常に背中合わせにある。どちらにしても、W杯の結果が日本のサッカーに与える影響は大きい」と語った。
カズ選手は現在34歳。15歳でブラジルに渡ってから、サントス、ベルディ川崎、ジェノア(イタリア)と各チームを渡り歩いてきた。自身の将来について、「あと2、30年はプレーしたいね」と冗談を言いながらも、「1年1年が勝負の年だと思っている」と語り、W杯についても「(必要とされれば)準備は整っている」と意欲を見せた。
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