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ソフト指導者来伯−汎米大会出場目指す−ブラジル代表チーム強化
日本からソフトボール指導者の吉野菜穂子さんが来伯している。国際交流基金サンパウロ事務所がスポーツ専門家派遣プログラムにより招へいした。今回、ブラジル野球連盟が日本ソフトボール協会に要請し、日本ソフトボール協会(池上岑生事務局長)の尽力により国際交流基金からの派遣となった。吉野さんは3ヶ月の滞在期間中、7月に開催されるパンアメリカン大会予選に出場するブラジルナショナル女子チームの指導に当たる。9日、梅宮正勝所長、沢里栄志オリビオ・ブラジル野球連盟副会長とともに指導への意気込みを語った。
吉野さんは埼玉県東松山市出身の27歳。中学からソフトボールを始め、高校時代には埼玉選抜チームの一員として国体優勝を果たした。日本体育大学在学中には野手として、2度の全国優勝を経験している。吉野さんにとって今回は2度目のブラジル。卒業後2年間、実業団の石川島播磨チームでプレーしたあと98年から昨年12月まで、マリリア文化体育協会の要請により、地元のクラブチームを指導した。当時吉野さんが指導したチームは全伯クラブチーム選手権で優勝を果たしている。今回の目標はパンアメリカン大会の予選突破。上位8チームまでが2003年にドミニカで開催される本大会に出場する権利を得る。
ブラジルのチームはジュニアまでは強い。南米大会では3回の優勝歴を誇る。ところが、優秀な選手たちが受験などの理由からソフトボールをやめてしまうケースが多い。「日本なら大学、実業団など具体的な目標があるけど、ブラジルではそれがないからやめてしまう。それから強くなるのに、もったいない」と吉野さんは語る。
吉野さんは言葉について、「ソフトボール用語は大丈夫」と自信を見せる。苦労するのは精神面での指導。この点については、「監督と協力しあって頑張っていきたい」とあくまで前向きだ。当面の目標は8月のパンアメリカン大会予選。「選手のやる気を持続させて、ぜひ予選を突破したい」と吉野さんは意気込みを語った。
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