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日系女医の石田さん‐皮膚形成で大きな業績
1988年に創立された全伯皮膚形成医学協会(SBCD)、ここで去年7月から日系初の会長を務めるのは、リオ在住の石田クレイデ栄子皮膚科医。ブラジル各地の大学や地方自治体が開催するワークショップに講師を派遣したり、昨年サンパウロ市内のパウリスタ通りに購入した新事務所の環境整備に忙しい。石田医師は7月4日からリオのインターコンチネンタルホテルで開催される第13回皮膚形成医学ブラジル会議まで会長任期を務める。同医師は「若い頃に太陽光線を沢山浴びると、将来皮膚ガンになる率が高くなる」と警告する。
石田医師は皮膚科医として20年以上のキャリアを持つ。ここ10年は特に皮膚ガンの専門医として活躍しており、保健省の派遣でマラニョン州へ皮膚ガン患者の実地調査に行った。SBCD会長になるには選考委員会の推薦が必要となるが、石田医師はリオ連邦大学皮膚形成医学科の学科長を務めたり、下部組織の研究会をまとめたことが業績として評価された。
7月の第13回会議前には今回初の試みとして公開手術を予定しており、その手法について海外から招聘した医師とも討議する。この会議では2日間に60以上の講義が行われ、非常に内容の濃いものとなる。
石田医師の説明によると、皮膚のメラニン色素が少ない、つまり肌の色が白ければ白いほど皮膚ガンになりやすい。日焼けをすると皮膚が赤くなり、シミやソバカスが出やすいタイプは要注意。20歳までに浴びた紫外線の量が多いと将来肌に悪影響が出る可能性があるので、皮膚科医は日焼け防止を呼びかけている。特に午前9時から午後4時位までの昼間の日差しは強烈なので、肌に日焼け止めを塗り、数時間おきに塗り直すようにして日焼け防止を。また山や海岸、プールでは通常より20パーセント以上日焼けをしやすくなる。
皮膚ガンにはメラノマ(黒色腫)とそうでないものがあり、メラノマは転移しやすい。皮膚ガンになったら早期発見して即手術、ガンが大きくなると病巣を取り除くだけでなく、皮膚移植が必要となる。治療後も毎年定期的に検診する必要がある。
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