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075(2001年4月12日) 戻る 次

日系人のピエロ3人−病気の子供たちに希望を−非政府組織として認可

 入院している子供たちを喜ばせているピエロのグループが、関係者の間で話題になっている。そのチャリティーグループに三人の日系人が活躍している。エリカ・イノウエさん、フェルナンド・ウエノさん、カミラ・ヤダさんは大学生だ。全員自分の仕事を持っており、ボランティアで活動している。

 ピエロのグループ『サペカ(いたずらっ子)と仲間たち』はルイス・フェルナンド・デ・アンドラデ・ソアレス教師が指揮している。4ヶ月前にNGO(非政府組織)として認められた。正式に認可された所にしかブラジル人は寄付をしないからだ。イノウエさんとウエノさんは、グループの経営に携わっている。グループのホームページを作ったり、事務関係の処理をする。
 グループ結成の目的は入院者を励ますことだ。子供たちやお年寄りを楽しませながら給仕をしたりする。子供たちやお年寄りと接することで、病院や福祉施設の対応が良いか調べ、不足していれば指導する。
 ピエロたちが子供たちに親しんでもらうために、ピエロの一人一人に名前がある。子供たちが親しみやすい名前を選ぶ。イノウエさんは『ピカチュウ』、ウエノさんは『ネノ・ピエロ』で、ヤダさんは『カー』だ。幼いころからチャリティーグループに入りたかったヤダさんは、「あるグループではわたしが未成年者だったせいで入れてくれなかった。今まで食料、古着、現金などいろいろな寄付をしてきた。『サペカ』グループに参加できてうれしい」と熱心に話す。
 グループが初めに訪れたのはサンタ・カザ・デ・サンパウロ病院だ。グループは子供たちにプレゼントを持って来た。『ピカチュウ』ことイノウエさんは、「プレゼントをもらった子供たちは、病院で入院していることを忘れるくらい喜ぶ」と夢中で話した。『ネノ』ことウエノさんは、子供を抱いて窓際まで行ったとき、子供の素直な喜び方に感動した。「一般の人々に少しでも病気で苦しんでいる不幸な子供たちがいることを知ってもらいたい」とウエノさんは述べた。

(ニポ・ブラジル紙)


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