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ブラジル国歌を“侮辱”−北海道の農高校長詫びる
北海道協会(谷口出穂会長)会報3月号に、樋口節也・日本学校農業クラブ北海道連盟代表(北海道旭川農業高校校長)の謝罪文が掲載されている。ブラジル国歌を北海道の農業高校生がサンパウロで侮辱したことに対する謝罪であった。
ブラジル国歌侮辱のいきさつは――去る1月7日、サンパウロの北海道交流センターで、北海道協会の新年祝賀会に併せて、第十回農業高校生実習派遣団10人(日本学校農業クラブ北海道連盟派遣、教師3人が引率)の歓迎会が行われた。食事後のアトラクションで、農業高校生たちが飛び入り、日本で流行している「パラパラ」を踊った。そのバック・グラウンド・ミュージック(背景になる音楽)が、ブラジル国歌だった。ブラジル国歌に振り付けしていたのである。
谷口会長はただちに、「これはいけないことだ。国歌を侮辱することになる。これからの(サンパウロのあとの)地方訪問では絶対やらないように」と伝えた。
その後、一会員が校長に直接、猛烈に抗議、詫び状を書くよう求めた。2月に入って同会員は、会報3月号にその詫び状を掲載するよう要望、謝罪文が届いたところで、掲載の運びとなった。
樋口校長の謝罪文の一部は―この10年、ブラジルの日系人のみなさまのもとで、貴重な農業実習をさせていただき、多くのことを学ばさせていただきました。そのようなときに、誠に軽率な言動から貴ブラジル国の国歌に対し、たいへん失礼で、しかも軽視したふるまいの踊りをし、日系のみなさま、ならびにブラジル国民に精神的な屈辱と、多大な迷惑をかけました。深くお詫び申し上げ、謝罪いたします。
国歌を侮辱する気持ちは毛頭ありませんでしたが、結果的にそうなりました。軽率な行動を深く反省し、2度とこのようなことを繰り返さないことをみなさまに誓います。
これからは、国旗および国歌の意義を十分理解して、それを尊重する態度を身につけるとともに、諸外国の国旗、国歌についても、同様に尊重する態度を身につけるようにしていきますので、わたしたちの気持ちを理解していただき、お許しをお願いいたします。
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