マラニョン州 Maranhao
ノルデステ地方はこれら九つの州で形成されている。南東地方に属するが、エスピリト・サント州の環境も、どちらかと言えば、ノルデステに近い。
ペルナングコ州のフェルナンド・デ・ノロニア諸島も加えると、地方の特徴はより独創的になってくる。
浅瀬、砂丘、湖、マングローブや丘陵に覆われており、国内で最も人気の観光地となっている。
ブラジル最初の首都サルバドール市があるバイア州は、ノルデステ地方最長の1000キロ近い海岸を有し、ブラジル文化発祥の地でもある。
宗教熱心な地域として有名で、教会の数が国内で最も多く、サルバドール市だけでも365の教会があり、「1軒1軒訪ねて丸一年が過ごせる」と地元の人々はユーモアたっぷりに、誇らしげに言う。黒人が最も多く住んでいるので、アフリカ系宗教が最も活発な州でもある。
ポルトガル人が初めて辿りついた「モンテ・パスコアウ丘」も、バイア州のポルト・セグーロ市にある。
セルジペ州はこの地方で最も小さな州だが、自然の魅力と「ヘイザードス」や「コンガーダス」というフォルクローレや、海に面した砂丘とみごとな椰子の木と、歴史的な田舎町としても有名だ。
アラゴアス州も比較的小さな州だが、面積とは無関係に魅力は尽きない。美しい海岸はパラダイスのようだ。
ペルナンブコ州は歴史が鮮明に刻まれている州だ。1537年に創立された州都レシーフェは、古い歴史と美しいビーチで知られており、7キロほど離れると、町全体が世界遺産となっているオリンダ市がある。
パライーバ州は南米大陸の最も東に位置している州で、美しい海岸線は人気のブランコ岬から、神秘的な海岸砂丘が広がったリオ・グランデ・ド・ノルテ州まで続いている。
セアラ州、ピアウイー州、マラニョン州もそれぞれ独特な雰囲気で人気だ。ユニークな民芸品とレース編みで知られているセアラ州は、近年最も高い注目を集た海岸線を有する。中でも「ジェリコアコアラ・ビーチ」は、手つかずの自然を満喫できる環境パラダイスだ。
祭り王国ピアウイー州には、地方最大の川の港とパルナイーバ川に面した淡水のビーチが有名で、雨量や季節によって場所を変えながら楽しむことが出来る。
バイア州から北へ向かって九つ目のマラニョン州の州都「サン・ルイス」は、フランスが憧れた都だ。「ブンバ・メウ・ボーイ」という独特なフォルクローレに加えて多くの魅力が外国人観光客を引き寄せている。