セラード(潅木地帯)とパンタナール(大湿地帯)
マト・グロッソ州、マト・グロッソ・ド・スール州、ゴイアス州
中西部地方の広大な湿地帯「パンタナール」は、野生の鳥や動物、植物や花々に覆われた楽園だ。
創造主はまたひとつ、ブラジルに寛大すぎるほどの場所を与えられた。
その恵みは、この環境に溶け込むように暮らしている地元の民をも、優しく、寛大な人達に育て上げた。
中西部はマト・グロッソ州Mato Grosso、ゴイアス州Goias、南マト・グロッソMato Grosso do Sulの3州によって形成されている。
観光地は大別すると、広大な潅木植物に覆われたゴイアス州にある「ベアデイロス高原」、「ギマラエス高原」、「エマ国立公園」と、南北マト・グロッソ州にまたがる「パンタナール」に分けられている。
ゴイアス州の州都「ゴイアス市」、マト・グロッソ州の州都「クイアバー市」、マト・グロッソ・ド・スール州の「カンポ・グランデ市」は、それぞれ大都市としての立派な機能を持ちながら、田舎っぽさも併せ持っている。
しかし、観光地としての主役の座にいるのは、“パンタナールの都”として知られる「コルンバ市」だ。多くの観光客がこのコルンバ市を主な拠点にパンタナールの奥地へと向かっている。
総面積23万平方キロメートルというパンタナール環境保護区は、日本の本州に匹敵するほど広い。
鳥や爬虫類、樹齢幾百年もの大木など幾千種もの動植物などが生息して豊かな自然が育まれているが、首都ブラジリアもこの地方に位置している。
ブラジリアは人間の知恵と想像を結晶化したモニュメントであり、世界遺産にも指定されている。
ブラジル建築界の天才設計士オスカル・ニエマイエルと天才建築家ルシオ・コスタが細部にわたるまで計画し、全くゼロの状態からみごとな首都を造り上げた。
近代的なビル、モニュメント、教会や官邸などは一見の価値がある。